官能
昨日、帰り道の100円ローソンで “彼” と目があった。
私は “彼” にどうしようもなく触れたくなった。
すぐさま掴みカゴの中へそっと入れた。
透明なフィルムは “彼” の美しさをより際立たせ、艶かしさを助長させていた。
手先や体表の感覚だけでは満足できない。
フィルムをすぐさま剥がし “彼” の香りを、
唇や舌(ぜつ)の感覚を堪能したい...。
嗚呼、 “彼” が今すぐ欲しい。
とても欲しいの...
このサイズでの餃子とチャーハンってすごくないですか...
欲張りじゃん...
今日も、彼を買って帰ろ。